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INTERVIEW

学習メンターⓇ
インタビュー

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早野さん
お茶の水・4年

経験を活かして”教える”をやりきる

学習メンターⓇプログラムに加わったのはいつごろですか?
私が学習メンタープログラムに加わったのは、2018年4月からです。
それまでは1年間個別指導塾の講師をしており、中学生〜高校生まで幅広い学年の生徒と関わる機会がありました。ただ、塾での授業だけでは成績は上がらず、家庭での学習時間の確保や、学校での授業を受ける姿勢なども成績に大きく関わることに気がつき、「学校現場で教育に関わりたい!」と思ったのがきっかけで学習メンターになりました。
学校教員になることも考えたのですが、残念ながら教職が取れない学科に所属しているので「学生時代に"教える"ということに関してはやりきろう!」と日々全力で働いています。
現在、学習メンターとしてどのような業務を担当されているのでしょうか。
現在は1つの勤務校で、毎週2~3日勤務しています。
実は勤務4年目ですが、以前の学校さんではプログラムが終了してしまい、今年度から別の学校さんで勤務しています。前の学校では上手くいかないことが多かった一方、工夫の仕方や改善方法など多くのことを学んだため、その反省を活かして日々PDCAサイクルを回しています。
現場に立つメンターが中心となってプログラムを作る必要があるので、お互い褒めあったり改善点を出し合ったり、他メンターと積極的にコミュニケーションを取っているところもポイントです。
実際に学習メンターとして働いてみての印象はいかがですか
生徒と接しているときは、時間が過ぎるのがあっという間です(笑)
質問対応をする形式のプログラムなので、なるべくわかりやすいように説明することを心がけています。少しでも腑に落ちないところがあれば、お互いが納得いくまで話をします。
基本は勉強をする場ですが、「楽しく学ぶ」ことが大切だと考えているので、質問対応の間にけっこう雑談もします(笑)。オンライン留学をしている最中なので、その講義資料や動画を見せたり、苦戦している卒論のパワポを見せてアドバイスをもらったりしています。そうすると、自然と大学って楽しそうだな、勉強って面白そうだなと感じてくれるみたいです。
進路に関しての相談や学校生活での悩みを聞いたりすることもあるので、生徒の話をたくさん引き出せるように、一人一人にあった対応をするよう心がけています。
中高時代の経験を活かせていると感じる部分はありますか
私は大学受験で失敗しました。
でも、その失敗があるからこそ、やらなくて後悔したことがあったり、自分と同じようになって欲しくないという思いが強くなったりする思います。
学習メンターは、そんな経験が活かせる場所です。正直、私自身はこの環境にかなり救われました。生徒が代わりに目標を達成してくれる、というと変な表現ですがまさにそんな感じです。
部活や行事で忙しかった日々も経験していたので、生徒の悩み相談をする際には、自身の経験を起点に色々考えるのがもってこいだと思います。もちろん、生徒と私は全く同じ環境ではないので、押し付けはしないように笑
学習メンターとして働いて大変だったことはありますか?
初めて勤務させてもらった学校では、かなり大変な思いをしました。
一番の原因は、大学生が学習メンターとして提供できるものと、学校のニーズと、生徒のニーズがバラバラだったことだと思っています。
そういう場合は、社員さんを頼りつつも積極的に学校の先生とコミュニケーションを取れる場があると嬉しいですね。
それでも、試行錯誤しながらプログラム内容を考えた経験は、今現在とても役に立っています。
ただ、生活の中でどのくらい学習メンターに時間を割けるのかは人によって異なるので、負担だと感じる人もいると思います。
今後の抱負を教えてください
今後も引き続き「学生時代に"教える"ということに関してはやりきろう!」の思いで頑張っていきます。
目標としては、今関わっている生徒たちが卒業した後、学習メンターに加わってくれるように、楽しさと学びを両立した指導ができるようになることです。
どんな人に学習メンターになって欲しいですか?
学習メンターは「学び」の意味を大きく捉えていると思います。勉強はもちろんそうですが、日々新しく知ることはなんでも学びです。そういった意味で「新しいことに触れることが楽しい」と思える人は学習メンターに向いていると思います。
一人一人の裁量が大きく、臨機応変な対応が必要な仕事ですが、新しいことに出会うチャンスがたくさん転がっている現場です。