fbpx
INTERVIEW

学習メンターⓇ
インタビュー

  1. HOME
  2. インタビュー
  3. 生徒さんからも学べる、そんな関係が学習メンターの魅力

女性
慶應義塾大学

生徒さんからも学べる、そんな関係が学習メンターの魅力

学習メンターⓇプログラムに加わったのはいつごろですか?
2018年の9月です。高校生の時にサマースクールに参加して、多くの大学生との対話を通じて、大学で何を学ぶかの具体像を描けただけでなく、人生ではじめて「私は何がしたいのか」という問いにとことん向き合った経験がありました。周囲の環境によって自動的に将来の進路を決めてしまいがちな現状がありますが、自分の過去の「好き」や得意な経験をもとに、自分が本当にやりたいことは何であるのか、を軸として将来を考えられる機会は本当に必要不可欠であると思います。過去に自分が何を悩んでいたかや、自分が勉強している内容を高校生の皆さんに伝えることで、高校生の皆さんがより主体的に進路選択をできる助けになりたいと思い、学習メンターに応募しました。
現在、学習メンターとしてどのような業務を担当されているのでしょうか。
リーダーメンターとして、他の大学生メンターと共に生徒さんにどのようなプログラムを提供するかについて話しあったり、休み期間中にプラスアルファで行う特別講座の企画を担当しています。また、新しく入ったメンターさんに業務内容を教え、生徒さんとの面談サポートも行っています。
実際に学習メンターとして働いてみての印象はいかがですか
高校生とひとくちに言っても様々な生徒さんがいます。最初は勉強に対してあまりやる気や意義が見いだせなくても、いろんな話をして仲良くなるうちに徐々に信頼関係が築け、一緒に立てた勉強計画を実施してくれるうちに、生徒さんの中で成功体験が積まれ、どんどん前向きに当初は無理だと思っているようなことにもチャレンジするような姿を見ることができました。
そんな生徒さんのかかわりは本当にやりがいがあります。また、将来のことを一生懸命に考えている生徒さんの姿に、自分自身も本当にやりたいことに向かって努力できているのかと、顧みる機会にもなっています。学習メンターでの勤務がとても刺激になっています。
現在新型コロナウイルス感染症が流行しており、色々影響があるかと思いますが、どうですか?困ったことはありましたか?
私が勤務する学校では、コロナによって、学習メンタープログラムはオンラインでの開催に変更をしました。オンライン上でのコミュニケーションとはなりますが、学習メンタープログラムの本質は勉強を教えることだけでなく、生徒さんのやりたいことに寄り添うことなので、それはオンライン上でも十分に実現できています。
中高時代の経験を活かせていると感じる部分はありますか
中高時代は陸上や水泳など、勉強と部活の両立には苦労しました。生徒さんも部活動を頑張っている人が多いので、自分が当時工夫した勉強方法を、生徒さんの実際の状況に寄り添った形で提案できるのは強みだと思います。
生徒さんとの関係を築く上でどんなことに気をつけていますか?
まずはいきなり勉強の話をするのではなく、人として信頼してもらえて、興味をもってもらえるような関係性を築くことが大事だと思っています。「この人と話すとこんな新しい考えが得られる!」と思ってもらえるメンターを目指して、生徒さんと目線を合わせた話をするように心がけています。少しでも距離が近づいたら、生徒さんもメンターを信頼し、勉強や将来の相談もどんどんしてくれるようになるので、まずは信頼関係を築くことを学習メンタープログラムでは第一に考えています。
どんな人に学習メンターになって欲しいですか?
こんな思いを伝えたい!というものがある人ももちろんですが、自分の高校生活で失敗したな、もっとこうすればよかったなというものがある人こそ、ぜひ応募してほしいと思います!実際に生徒さんが求めている話は、キラキラしたものばかりではなく、失敗談から学べることも多いですし、より身近な存在に感じられるはずです。