fbpx
INTERVIEW

学習メンターⓇ
インタビュー

  1. HOME
  2. インタビュー
  3. 学習メンターとしての付加価値を出していくこと

梅寺さん
中央大学 2年

学習メンターとしての付加価値を出していくこと

学習メンターⓇプログラムに加わったのはいつごろですか?
大学生1年生の5月に加入し、今の勤務先はその2か月後の7月から働いています。元々教育系のお仕事に興味があったことと、自分自身は当初理系で受験勉強していましたが、それで苦戦したところもあったので、単純に勉強だけではなく受験勉強に向けた考えや心構えを伝えることができる仕事を探していました。アルバイト経験がない中での応募であったので、応募することに多少緊張しましたが、教育系のアルバイトで検索するとt-newsが上位に表示され、t-newsの特集で実際に働いているメンターの方の記事を読んで、ここで働きたいと思って応募しました。
現在、学習メンターとしてどのような業務を担当されているのでしょうか。
定常業務としては、中高一貫校の自習室で、自習に来た生徒さんの質問について個別対応をしていくことがあります。大体、平日の午後4時半~7時半の3時間勤務していますが、そのうちの2時間30分程度は生徒さんとの質疑応答となります。残りの30分で学習メンター同士の振り返りをしています。自習室に来る生徒さんの学習状況は様々ですので、2時間半の時間でしっかりと付加価値をだせるように、自ら声掛けして生徒さんの課題意識や学習目標を聞いて、それを達成できるよう支援することを心掛けています。定常業務以外には、生徒さんが勉強に興味持てるようイベントを実施することもあります。過去にやったものとして、進学に向けた意欲を醸成できるように、メンターそれぞれが大学や院で勉強している内容について講義することもありました。定常、イベント業務どちらにおいても、学習メンターを通して、自学自習する習慣を作っていくことが最終的な目標です。
実際に学習メンターとして働いてみての印象はいかがですか?
想像していた以上に学習メンターとして働くうえで裁量があり、自分の考えを業務に反映させることができます。また、業務の振り返りで学習メンター同士がお互いにフィードバックすることを通して、自分自身をかなり成長させることができたと実感しています。学習メンターとして働くにあたって、トモノカイの教育理念に共感していましたが、どこまで自分が実践できるのか不安なところもありました。ただ、実際に働いてみたら、生徒さんが純粋に頼ってくれるのが嬉しくて、当初抱えていた不安も気づいたら無くなっていました。生徒さんが悩んでいる問題を一緒に取り組む中で、生徒さん自身が答えに辿りついた際に、ぱっと顔が晴れやかになる姿を見ることができ、その瞬間が本当にうれしいです。今では、ここより良い職場を見つけることは難しいのでは、とすら思っています。笑
生徒さんとの関係を築く上でどんなことに気をつけていますか?
生徒さんは、学習メンターに比較的心を開いてくれているので、しっかりと生徒さんのお話を聞いたうえで、学習支援につなげられるように、自分自身のかかわり方を意識しています。以前、英文法の概念を理解することに躓いた生徒さんがいました。その生徒さんは真面目だったので、その問題から逃げずにずっと向き合っていましたが、多少根をつめてしまうところもありました。その中で、一旦その問題に取り組むことを休んで、生徒さんが好きな科目や、私自身が学んでいる心理の勉強について話すことで一息ついて、頭を整してまた勉強に向かうことで躓いていた問題の理解を深めることもできました。自習室があって、勉強意欲のある学生が、ただ自主的に勉強するだけなら、トモノカイの放課後支援としての価値を出せていないと思うので、学習メンターとして付加価値を出していくことが大切だと思います。さっきお話しした生徒さんも自習室から出る際に、次回以降も必ず出席しますと笑顔で言ってくれて、価値を出すことができたと感じています。
一緒に働くメンターの仲間や職場の雰囲気はどうですか?
学校毎に学習メンターに求められる役割が多少異なる部分もありますが、自分自身の担当校のメンターや、代講として入った学校のメンターの印象でいうと本当に様々な考え方や性質の方がいるなと思います。私自身は一人一人の生徒さんに寄り添っていこうとする特徴がありますが、全体を常にみてしっかりと学習支援の時間を進行させていく方もいたり、学習メンター仲間内で神様扱いするほど生徒さんから非常に人気な方もいます。ただ、振り返ってみてどの方も共通していることは、生徒さんのために自分自身の経験や思いをしっかりと話せる、一生懸命伝えようとする熱量があるところだと思います。
学習メンターへの応募に悩んでいる方へメッセージをお願いします。
働くにあたって、当時の自分自身の環境と今の生徒さんの環境が異なっていることや、ジェネレーションギャップなどについて心配される方もいるかもしれません。ただ、想像している以上に、生徒さんは学習メンターのことを歓迎してくれていますし、学習メンターと話したいと思っている生徒さんも多いです。このインタビューを見てくださった皆さんがこれまでしてきた経験は、生徒さんにとって貴重なお話になると思いますので、自信を持ってほしいです。また、困ったこと悩むことがあれば、その学校を担当する学習メンター全員でチームとして向き合っていけますし、しっかりと相談に乗ってくれる先輩メンターもいます。私みたいに初めてのアルバイトでも安心して働くことができる環境があると思いますので、もし悩んでいる方がいれば、是非応募してほしいと思います。