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積み重ねた経験を組織全体のノウハウに。「爪痕」として残した研修の企画・運営裏話

トモノカイ初の試みとして実施された「学習メンターによる学習メンターのための研修」。前回、小林未到さん(一橋大)の記事(学生主催で教育研修を企画・運営!意欲があれば実行可能な環境での大規模プロジェクト運営の裏話)をご覧いただいた方もいらっしゃるでしょう。

今回は、この研修のもう一人の立役者である早稲田大学の中川さんに裏話を語っていただきました。大学卒業までのあと半年で、何か現場に爪痕を残したい……そんな思いをもって取り組んだ2か月間をぜひのぞいてみてください。

早稲田大学政治経済学部4年の中川舞です。私はトモノカイで、大学体感プログラムのキャストとしては大学1年生の秋から、学習メンタープログラムの学習メンターとしては大学2年生の春から働いてきました。学習メンター歴は今年で3年目に突入しましたが、昨年からリーダーとしても活動しています。

そんな私がリーダーを務めている勤務校の一つに、今年度現場の活性化や質向上を目的とした3つのチームが発足しました。顧客満足度を担保する施策を考えるチーム、学習メンターの人材育成を担うチーム、受験生の志望校合格にコミットするチームです。たくさんの人とかかわることが好きな私は、自分の興味と経験を活かして活躍できそうな人材育成チームに所属しました。

このチームのミッションは、学習メンターの増加に影響されずに質の担保を実現することで、これまで研修担当をしていた社員と一緒にすでに現場で働いている学習メンターへ勤務に必要なノウハウを届けることが私たちの新しい仕事です。

学習メンターとしての勤務経験が増えるにつれ、たくさんの学校へ勤務し、学校ごとに色の違う学習メンターチームを見てきた中で、いつからか「どんな学校でも共通する“勤務あるある”や、普段は見られない各学習メンターの多様な取り組みを、いつかまとめて共有したいな」という思いを抱いていた私としては大きなチャンスでした。

残された勤務期間はあと半年。「爪痕」として研修を創りきることを決めた

そこで企画・運営をしたものが、「学習メンターによる学習メンターのための研修」でした!

現在大学4年生の私は卒業するまでの残り半年間で、「なにか爪痕を残せることを遂げてから学習メンターを引退したい!」と思っていたので、このような機会をいただけて本当に光栄だったなと思っています。

企画から運営までは約2か月間。

普段は社員さんが行っている全員参加の研修とどのように差別化を図るか、同じ学習メンターだからこそ提供できる価値はなにか、研修は1度きりでいいのか、もしくは複数回セットにするならばどのように研修組にすれば現場に持ち帰って活かしてもらえるノウハウを増やすことができるか……

そんなことを考えながら準備をしました。

最も力を入れたのは、研修で視聴いただいた動画の撮影と編集です。

撮影用の原稿を1から考え、撮影では仲間にも協力してもらいながら、何度も撮り直して完成させました。演技をしながらも私たちが持つこだわりを提示しつつ、動画中に要素を存分に込められたなと思います。届いていたでしょうか?(笑)

意図以上の学びが生まれたことがうれしかった!満足度◎で大成功

研修当日、2時間にわたって実施した研修は、本当にあっという間でした。

準備中は、研修を受けてもらう人に向けて伝えたい「意識してほしいポイント」や「注意してほしいポイント」を、改めて言語化することに難しさを感じていたものの、研修中は、受講者同士でとても盛り上がっていて、ディスカッションも活発になされ、動画の中からは意図していた以上のポイントをたくさん見つけていただきとてもうれしかったです。

私個人の目標として、受講者の方々に受け身で研修を受けてもらうのではなく、楽しみながら新たな学びを持ち帰ってもらうことを挙げていましたので、これは達成できたのではないかと考えています。

参加してくださった学習メンターの皆さん、ありがとうございました!

学習メンターとして活動する上で何よりも一番大事なのは、自分自身がこの仕事を楽しむことだと思っています。このことを忘れず、これからもぜひ勤務をしたいただきたいです。

おわりに

私自身、今回の企画・運営は学生のうちにはなかなかできない貴重な経験だったと感じています。この経験を通じて、また一歩成長できたのではないかな……と感じます。

私が学習メンターとして活動できる期間は残り約半年という短い間ですが、今まで自分が得てきた知見を他の学習メンターへ還元しつつ、自分自身も常に学び続ける姿勢を大切にしていきたいと思います!

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