六渡さん
東京外国語大学4年
生徒さんたちとの関係をより濃くしていきたい
- 学習メンターⓇプログラムに加わったのはいつごろですか？
- 2021年の4月です。元々、個別指導塾の講師をしていたこともあり、教育系のアルバイトに興味がありました。ただ、自分自身が塾に通った経験がなく、学校現場で自分に何かできることがないかなという思いがあったところ、学習メンターの仕事を見つけて応募しました。
- 現在、学習メンターとしてどのような業務を担当されているのでしょうか？
- 2つの学校でプログラムに関わっています。1つの学校では中学1年生を担当しており、中高一貫ということもあって勉強のモチベーションが分からない子たちに対して、どういう風に将来に希望をもたせて学習に繋げてあげるかを考えています。もう1つの学校では高校3年生を担当しており、目の前に迫った受験に対して、生徒さんたちの自信に繋がるような寄り添いを意識しています。
- 実際に学習メンターとして働いてみての印象はいかがですか？
- ナナメの関係というところで、先生には話しづらいような話題を振ってもらえたり、親しみやすいと思ってもらえているのではないかと思います。ただ、個別指導塾と異なり複数の生徒さんを同時に見るので、1人1人の生徒さんとの関係は薄くなってしまいがちです。しっかり生徒さん1人1人と向かい合わないと信頼関係が生まれないので、そこは難しいところだなと思いました。
- 生徒さんとの関係を築く上でどんなことに気をつけていますか？
- 演習タイムでは自分1人で12人くらいの生徒さんを見ることになるのですが、1:12ではなく1:1で見る、ということを心掛けています。例えば、最初に生徒一人一人と、「今日はどんな勉強するの？」といったコミュニケーションを取っています。生徒さんの中には手を挙げて質問することが苦手な子もいるので、こうしたコミュニケーションの際に「ここ分からないんだよね」などと教えてくれたりします。
- 今後の抱負を教えてください
- 生徒さんたちとの関係をより濃くしていきたいです。勉強が楽しい、勉強が好き、という気持ちから、生徒さんが自分自身で勉強に向かうようになって欲しいので、そのきっかけを私が作ってあげたいなと思います。また、新しいメンターさんを採用する面接官も担当させて頂くので、学習メンターの魅力をより多くの大学生に伝えていきたいです。
- どんな人に学習メンターになって欲しいですか？
- 生徒さんの今置かれている状況を、客観的にアドバイスできる人です。生徒さんの立場に立たず、独りよがりになってしまうと、生徒さんの成長にも繋がらないし、生徒さんとメンターの信頼関係の構築も難しいです。生徒さんの立場に立って、しっかり寄り添ってあげられる方に、学習メンターになって欲しいなと思います。
