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学習メンターはまさに、私の高校時代にいてほしかった存在
- 学習メンターⓇプログラムに加わったのはいつごろですか?
- 2021年の4月です。以前に塾講師として学習指導の経験がありましたが、勉強を教えるだけでなく進路や将来の相談を通しても高校生の役に立ちたいと思い、学習メンターの求人に応募しました。ちなみに、私が学習メンターの求人を見つけたのはInstagramのストーリーでした。あの一瞬の広告が今の私のメンターとしての生活のきっかけになっていると思うと、なんだか感慨深く、飛ばさずに目を留めた当時の私ナイス、と思います。
- 実際に学習メンターとして働いてみての印象はいかがですか?
- 学習メンターは、まさに、私の高校時代にいてほしかった存在だと感じています。私が高校生の頃は周りに大学生がおらず、勉強をサポートしてくれるのは親か先生だけでした。大学とはどのような場所か、興味のある勉強をするにはどのような学部を選ぶべきか、よくわからないまま受験勉強に取り組んでいた気がします。現在メンターとして勤務する中で、私自身の大学生活や、周りの友人の大学生活について具体的にお話しするようにしています。この姿勢が、生徒さんのより主体的な進路形成に影響を与えられていれば何よりです。
- 生徒さんとの関係を築く上でどんなことに気をつけていますか?
- メンターの声かけに対する、生徒さんからの返答やリアクションを大事にすることです。同じ高校に通う生徒さんでも、勉強へのモチベーションや、メンターとの会話への積極性は人それぞれです。積極的にお話ししてくれる生徒さんには、こちらからも頻繁に声をかけて勉強をサポートし、そうでない生徒さんには声かけのペースを落としながらも面談等で個別にフォローするようにしています。メンターがどのように生徒さんにアプローチするかの判断基準は、生徒さんとのやりとりを通して、関係を築く中で構築されていくものだと考えています。
- 学習メンターとして働いていて嬉しかったエピソードを教えてください!
- 英語が苦手な生徒を担当していた際、1年間かけて中学英語の総復習を行っていました。各単元の解説ページ付きの問題集を使って、解説の理解と問題への回答を自宅学習で行ってもらい、問題の解説と自作の確認テストの回答、解説をプログラム時間内に実施しました。地道な反復学習でしたが、その成果が実を結び、生徒さんは英検3級に合格しました。1年間かけて中学英語を習得したことが証明され、生徒さんが高校の英語にも意欲的になったことが嬉しかったです。
- 一緒に働くメンターの仲間について教えてください!
- メンターの仲間は、対面だけでなく、オンラインでもコミュニケーションに秀でた方たちばかりだと感じます。みなさん、プログラム中の生徒とのやりとりにおいて、生徒のやる気を引き出したり、将来像を聞き出したりすることが上手なことはもちろんですが、それだけでなく、例えばプログラム改善の話し合いのためにオンラインで意見を出し合う際にも、積極的にリアクションをくださり、アイデアを提案してくださいます。よりよいチームづくりのために、みんなが発言しやすい環境が整っているのがメンターチームだと感じています。
- どんな人に学習メンターになって欲しいですか?
- 自分が中高生の頃に学習メンターがいてほしかったと感じる人、または、過去にそのような存在の方と関わり、よかったと感じている人です。中高生のロールモデルとなることに関心がある方は、きっとメンターとして生徒の眼には輝いて映ることと思います。