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INTERVIEW

学習メンターⓇ
インタビュー

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東京農工大学 3年

生徒さんが前向きに変わっていくのを見るのがとてもうれしいです!

学習メンターⓇプログラムに加わったのはいつごろですか?
大学2年生の3月頃に応募して、5月から勤務開始しました。それまではブライダルや美術館スタッフのアルバイトをしていました。学習メンターのアルバイトを知ったきっかけは、インスタの広告を見たことです。インスタのアルバイト広告はあまり一般的ではない印象で、広告は目を引きましたが詳細の記載があまりなかったので、最初は応募しようか悩んでいました笑
元々、高校卒業して間もない自分が中学生・高校生に教えられるか自信がありませんでしたが、一方で受験勉強での経験を活かしてみたいという想いもずっとあり、学習メンターのアルバイトの内容を調べてみました。調べていく中で勉強内容を教えるだけではなく、進路指導含めた取り組みがあることを知り、自分自身の想いに合うと感じて応募しました。
現在、学習メンターとしてどのような業務を担当されているのでしょうか。
私は、これまで1年程度、実際に学校に行って生徒さんに学習指導や進路相談を行っていましたが、理系教科を複数校に教える役割として2022年4月からはオンラインのコースをメインに担当しています。オンラインコースでは複数の生徒さんが自習しているオンライン会議に接続して監督をしたり、現地の学校にいる学習メンターが対応できない教科について、現地とオンラインで接続して個別に質疑応答などを行っています。オンラインだと、同じオンライン会議に他の生徒さんもいらっしゃるので気軽に雑談などしにくいところもあります。ただ、自習開始時と終了時に個別に進捗を聞いたり、進路相談等の際は別途オンライン上で部屋を建てて1対1でしっかりと話せるので、コミュニケーション自体はしやすいと感じる部分もあります。
実際に学習メンターとして働いてみての印象はいかがですか。
働き方としては、トモノカイの学習メンターに応募した際に望んでいた「学習に留まらない指導」を実際に行うことができていて、イメージ通りの印象です。例えば、暗記が苦手な生徒さんに対しては、暗記問題の正誤を確認・解説するだけではなく、一緒に一日のスケジュールを振り返る中で通学や家での隙間時間を見つけて、その時間内でこういったやり方で暗記していこう、という提案をしています。学習メンターとしては、イメージ以上に良いギャップもあります。私自身、どこまで生徒さんに大学生として頼られるのか不安なところもありましたが、生徒さんは思っていた以上に大学生活への興味を持ってくれていて、キャンパスライフ・学部学科での勉強内容などを伝えると明確にモチベーションがあがっている印象です。私が大学受験した際は、学部という大きな単位での勉強内容しか見ていませんでした。もっと学科や研究室まで理解しておくべきだったなと反省もあり、生徒さんにはその想い含めて経験を伝えてます。自分自身の実体験をもとにした本音が生徒さんに響いて、生徒さんが前向きに変わっていくのを見るのがとてもうれしいです!
生徒さんとの関係を築くうえでどんなことを意識していますか。
しっかりと生徒さんに寄り添うことです。細かいことですが、生徒さんが悩む課題に対して、「こうすれば簡単に解けるよ」というのではなく、「この問題は結構難しいよね」という言い方をすることなどは常に意識しています。学習メンターは生徒さんを指導する立場ですが、生徒さんに「学習メンターは自分と違って勉強のできる存在」と捉えられてしまうと、進路相談や学習指導の際に自分は学習メンターの人たちと違うから、と萎縮させてしまいます。解き方を教えることも大切ですが、生徒さんのペースに合わせて、考えを一緒に整理する中で、生徒さん自身が自分の力で答えに辿りつけた、という達成感を如何に得てもらうかが大切だと思います。
学習メンターとして働いていて嬉しかったエピソードを教えてください。
自分がやっていることに興味を持ってもらえた時が一番うれしかったです。大学で医療機器に関する研究をしていますが、学科や研究室だと同じようなことをしている大学生が多いので、自分自身の研究内容に特別性を見いだせないときがあります。でも、学習メンターの仕事をしてみて、大学での研究内容の話を生徒さんにすると、「そういう研究があることを初めて聞いた」「研究内容、面白そう」といった反応も沢山あって、自分自身の研究に対するモチベーションにもなっています。実際に私の大学に行きたいと進路相談で打ち明けてくれた生徒さんもいて、自分の研究や話から生徒さんに明確な目標を持たせることができたんだなと、本当に嬉しかったです。他には、大学の授業の関係で、前期と後期で勤務の曜日が変わったのですが、その際にわざわざ自分がいる曜日にオンライン自習室の利用曜日を変えてくれた生徒さんもいて、信頼されているんだなと感じて嬉しかったですね。その生徒さんは私がいるからこの曜日に変えたとは明言はしませんが、コミュニケーションの中でそう感じられる部分もあり、非常に可愛いと思っています。
どんな人が学習メンターに向いていると思いますか?
大前提としては、好奇心旺盛な人が良いと思います。生徒さんはそれぞれ個性や考え方がありますから、一人一人がどんなことに興味を持っていて、どんなことを考えているのか、興味をもって自分から聞いたりできるような人が良いと思います。そこから信頼関係が構築され、学習指導や進路相談にも活きてくると思います。あとは属性的な話となりますが、大学1~2年生であれば、しっかりと大学受験時の考えや想いを話せる人、または部活動の話ができる人が生徒さんに喜ばれると思います。元々成績が良くなかったけど、途中から勉強頑張って大学受験を乗り超えた人も、生徒さんからすると身近に感じられてよいと思います。大学3年生以上であれば、自分自身が大学でどんな勉強・研究をしているのか中高生にもしっかりと説明できる人が良いと思います。このインタビューを読んでくださっている皆さんの中には、自身の適性について不安になる方もいらっしゃるかと思います。ただ、トモノカイの学習メンターは、1つの学校に対して多くの方がアサインされています。そのため、お互いの向き不向きを補うこともできます。人に対する興味関心や、自分自身の経験を伝えてみたいという想いが少しでもあれば是非応募してみてください!