Yutoさん
電気通信大学4年
学習メンターこそが、今を全力で楽しめる場所
- 学習メンターⓇプログラムに加わったのはいつごろですか?
- 2020年4月、大学2年生になった春です。はじめたきっかけは、大学生活も落ち着いてきたのでアルバイトを探しており、たまたま見つけたというのが正直なところです。「学習メンター」という仕事は塾講師などとは異なり、私たちが実際に中高に出向いて勤務できるという形態に、応募当時は魅力を感じていたと記憶しています。勤務する学校の雰囲気を肌で感じながら、先生とも協力して1つのプログラムを作っていけるというのが、非常にやりがいに繋がりそうだと感じ、応募を決めた事は、記憶に新しいです。
- 現在、学習メンターとしてどのような業務を担当されているのでしょうか?
- 現在はレギュラー校2校でリーダーとして勤務しています。うち1校は中高一貫校で、幅広い学年の生徒さんと関わり、中高時代を懐かしく思いながら勤務しています。もう1校は私立の高校です。どちらの学校でも基本的な学習メンターとしての勤務内容は同じで、自習室の運営をしています。生徒さんに勉強を教えつつ時には雑談で盛り上がり、時には進路についても相談に乗るといった、「ナナメの関係」で生徒さんと接する事を大事にしています。また、年に2回ほど学校内でイベントを開催し、生徒さんに大学や大学生活、勉強の楽しさを伝えています。
- 実際に学習メンターとして働いてみての印象はいかがですか?
- 本当に自由に楽しくやらせていただいています!学習メンターとして働く醍醐味は主に2つあると考えています。1つ目に「目的が同じであれば手段は問われない」ということ。2つ目に「同じような大学生に出会える」ということです。1つ目に関しては、生徒さんと「ナナメの関係」を築き、生徒さんを全力でサポートするという目的から外れなければ、全力で背中を押してくれます。自分はリーダーを務めているので、特にこの恩恵を多く授かっており、これをやりたい!と言えば、大抵の場合、予算の範囲内にはなりますが「いいよ」と言ってもらえます。これは非常にやりがいに繋がっており、学習メンターをしていて非常に楽しく感じる出来事です。2つ目に関しては、自分と似たような価値観を持っている多くの人に出会えます。皆、「何かを生徒に還元したい」との思いを持ってこの仕事に取り組んでいる為、似たような価値観の人と全力で仕事に取り組むことが出来ます。また、メンター同士で仲良くなれば、そこから遊びに行ったりすることもあります!どちらも自分の中では最高の瞬間です。学習メンターこそが、今を全力で楽しめる場所です!
- 生徒さんとの関係を築く上でどんなことに気をつけていますか?
- メンターの羅針盤にもある、「安心の場作り」という点は意識しています。学習メンターは「ナナメの関係」を目指している為、安心感の無い環境を作ってしまうと、生徒さんから気軽に声を掛けてもらうことが出来なくなってしまいます。安心の場作りをする為に、固くなり過ぎない対応や、否定をしないということをいつも心がけています。その甲斐あってか今では、めちゃくちゃ気軽に声を掛けてもらえる存在となりました(ナメられてるともいう笑)!今後も安心の場作りを忘れず、楽しみながらメンターとして働いてきたいと思っています。
※メンターの羅針盤とは…メンターが主体となって考えた、学習メンターの行動指針。7項目あり、勤務時のよりどころとなる考え方。 - 学習メンターとして働いていて嬉しかったエピソードを教えてください
- 学習メンターとして、嬉しかったエピソードは2種類あります。1つ目に、勤務中に「Yutoさんがいたから今日来たよ」と言ってくれた生徒さんがいたことです。それだけ生徒に好かれるメンターとなれたことは純粋に嬉しく思いますし、その生徒には自分の持てるものを全部出してあげたいとも感じます。そこまで言ってもらえるほど、生徒さんに還元できていたものがあるというやりがいや、次へのモチベーションにもつながるすごく嬉しかったエピソードです。2つ目に、リーダーとしての企画がうまくいったエピソードです。前述の通り、やりたいと言ったことは基本的に何でもやらせてもらえます。その中で、自分で企画を作ったことがあり、その企画が非常にうまくいきました。こういった自分の企画が好評に終わったときはやはり、やりがいを感じました。あらゆるタイミングに働いていて嬉しかったエピソードが散見する、楽しい仕事だと感じています!
- 中高時代の経験を活かせていると感じる部分はありますか
- あります。自分は高校時代、生徒会に所属していました。色々と苦労した経験もありましたが、3年間を通してやり通したという経験があります。私の場合は生徒会ですが、これが部活であったとしても同じことが言えると思います。このやり切った経験から、やり切る為に必要だったこと・工夫というのは、学習メンターとなった今でも役に立っていると思っています。わたしの場合は特にマネジメント能力という点で活かせるものが多くありました。特にリーダーになってからは、学校全体や、メンターのマネジメントも行う必要がありました。生徒会で培った経験は、非常に役に立っていたと思っています。