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INTERVIEW

学習メンターⓇ
インタビュー

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西條さん
東京大学

楽しくて仕方がない学習メンター生活

今回は、5校の学校でレギュラーとして大活躍中の西條さんにインタビューしてきました。
学習メンターⓇプログラムに加わったのはいつごろですか?
2019年の7月から加わりました。それまで1年ほど大学体感プログラムでキャストとして勤務していたのですが、そこで培ったファシリテーション能力やプログラム設計能力をもっと多くの生徒のために生かしたいと思っていました。(キャストの仕事の内容は、地方から東京に来た修学旅行生を相手に、進路イベントを行うというものです。)また、大学体感プログラムは2時間半の短期決戦で生徒の人生におけるターニングポイントになることを目指しますが、このマインドを長期的な指導に組み込むとどのような化学反応になるのかを実際にこの目で見てみたかったので加わることにしました。
現在、学習メンターとしてどのような業務を担当されているのでしょうか?
現在は、5校にてレギュラー勤務を行っています。様々な学校で勤務を行っている強みを生かして、各校での問題解決で他校事例を応用させることを意識しています。また、一人でも多くの生徒に接し学習メンターがどうあるべきなのかを考えるために時間があれば代講として様々な学校で勤務したり、自主的に見学に行かせてもらってもいます。訪問した学校数を数えているのですが他の案件と合わせて、通算で33校訪問しました。
また、大学体感プログラムで培った力を生かして、様々な学校におけるガイダンス等のイベントの企画や司会も行っています。
さらに、メンター育成にも力を入れています。大学生の面接から始まり、現場でのフォローやリーダー育成などに携わらせていただいています。
最近ではこの学習メンターをもっと全国に広げていこうと思い、地方の学校における特別プログラムに参画したり、拡大の手伝いをしてくれているインターン生の統括も行っています。
実際に学習メンターとして働いてみての印象はいかがですか?
本当に毎日が楽しくて仕方がありません!
私は中高生は、ダイヤモンドの原石であると考えています。様々な可能性を秘めていますが、自分自身で気づいていないと感じることが多いです。そのような中高生に対して新たな視点を提供し、短時間のうちに表情がどんどん明るくなっていく姿を見ていると学習メンターをやっていて良かったなと感じます。
また、学校の中に入って働くことができることに魅力を感じています。将来的に学校改革を専門として働いていきたいと考えているのですが、学習メンターとして勤務する学校の中には先進的な取り組みを行っている学校が多く、非常に学びが多いです。先生方とも話す機会がたくさんあるので、新たな知見を日々獲得することができています。
楽しく働いて頂けて嬉しいです!生徒さんとの関係を築く上でどんなことに気をつけていますか?
生徒にレッテル貼りをせずに多角的に接することを常に意識しています。学習メンターとして接する生徒の中には、落ち着いて勉強に向かうことができない生徒や学校のテストであまり良い成績をとることができていない生徒もいます。そのような生徒に対して、勉強に向かえないことを責めるのではなく、何がそうさせているのかを一緒に考えたり、その子の良い面をたくさん見つけるようにすることを常に意識しています。

また、生徒に対しては常に本気でぶつかることも意識しています。プライドや恥を全て捨て、生徒のためならなんでもするという姿勢で飛び込んでいくと生徒が信頼してくれることが多いです。周りのメンターにはそんなに熱くなれてすごい…と言われることが多いですが、目の前に生徒がいればいくらでもエネルギーが湧いてきます笑

さらに、一度会った生徒の名前は必ず覚えるようにしています。
様々な学校で勤務しているため、1ヶ月に1回ほどしか行けない学校もあるのですが、生徒からしたらそんなことは関係ありません。次に会った際に、前回話したことをふまえてさらに踏み込んだ話をするためにも名前や特徴、話したことを全てノートに書いています。勤務に向かう電車の中でそのノートを見返して思い出す作業をよくしています笑
一度会った生徒の名前を必ず覚える努力がさすがですね!中高時代の経験を活かせていると感じる部分はありますか?
大学受験の際に、自分なりの勉強法を様々工夫したことが活かせていると感じています。
中高一貫校に高校から編入し、高3で文転するというかなり苦しい状況だったので、普通の勉強をしているだけでは現役合格は難しいと思い、東大に合格した先輩方の勉強法を徹底的に調べて、自分流にアレンジするようにしていました。その経験は今高校生の悩み相談を受ける中で役に立っていると感じています。
学習メンターとしてひっぱりだこの西條さんですが、今後の抱負を教えてください!
これからも一人でも多くの中高生と接する機会に飛び込んでいきたいと思っています。その中で生徒さんに、自己肯定感を高く持ってもらうことを目標にしたいと考えています。また、学ぶことを楽しいと感じてもらい、毎日にワクワクするような生活を送ってもらえるようにしたいとも考えています。
どんな人に学習メンターになって欲しいですか?
生徒さんと全力で向き合うことができる人に学習メンターになって欲しいと思っています。
また、生徒さんからも刺激を受けて学ぼうという姿勢を持っていると良いと思います。
私自身、中高生から日々刺激を受けていると感じています。それを楽しめる心があると嬉しいですね。