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INTERVIEW

学習メンターⓇ
インタビュー

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樽見さん
早稲田大学2年

完璧な人間である必要はなく、生徒さんと一緒に成長することができる

学習メンタープログラムに加わったのはいつごろですか?
大学1年生の4月です。実は私が通っていた高校にも学習メンタープログラムが導入されていて、その時に進路相談などでお世話になったメンターさんに憧れて私もメンターやってみたいなと思い応募しました。勉強を教えるだけではなく、進路相談もできるということも学習メンターの魅力だと思います。
現在、学習メンターとしてどのような業務を担当されているのでしょうか?
主な業務は勤務校での中学生への質問対応です。その他にもリーダーメンターとして、プログラム運営の計画やルール作り、生徒の参加を促すイベントづくりなどをしています。常に課題を探しながら改善策を練っていく感じですね。
実際にメンターとして働いてみての印象はいかがですか?
いろんな生徒がいて、私は子供が好きなこともあって癒されます。自分が高校生の頃に学習メンタープログラムを受けたということもあって、最初は高校生を担当したいという気持ちもありましたが、進路相談は高校生に限らず中学生にもできますし、やりがいをもって働くことができています。プログラムでは、生徒の悩み相談を受けることもあるのですが、高校生は進路の悩みがメインなのに対して、中学生は人間関係など勉強以外の悩みが多く、対応の幅が広い印象を受けました。
学習メンターとして働いていて嬉しかったエピソードを教えてください!
部活が忙しい生徒さんが「自習室に行くために部活辞めたい」と言ってくれたことですね。もちろん部活を辞めてほしいわけではないのですが、それぐらい自習室をポジティブに捉えてくれていて嬉しかったです。
生徒さんと関係を築く上で気を付けていることは何ですか?
生徒さんには完璧な人でいないようにすることを気を付けています。メンターは先生ではないので、例えば質問に答えるときも完璧に解説するというよりは「これってどうやって解くんだっけ?」と声をかけながら一緒に考えることを意識しています。もう最初は舐められてもいいかなくらいではないですけど、とにかく上から目線ではいきたくないなと考えていました。
一緒に働くメンターの仲間について教えてください!
メンターはみんな自分でいろいろと工夫しながら、それぞれが責任感をもって働いていますね。メンターのみんなにプログラムの改善案を聞いたりするとアイディアをたくさん出してくれてとても助かってます。
どんな人に学習メンターになってほしいですか?
生徒さんがやりたいと思っていることに対して、思いっきり背中を押してあげられる人ですね。メンターの主観だけで生徒さんの可能性をつぶしてほしくはないです。やはり私自身の経験になるのですが、高校生のときに学校や塾の先生は成績の数字ばかりに目がいってしまって、私自身もとても不安でした。そんなときに担当だった学習メンターの方が不安を払拭してくれたという経験があります。なので私自身が目指す姿でもあるのですが、生徒さんの背中を押すことができるメンターでありたいと思っています。学習メンターは完璧な人間である必要はなく、生徒さんと一緒に成長することができる仕事だと思います。
今後の抱負を教えてください!
今後の抱負は勉強できる、できないに関わらず生徒さんの自己肯定感を高めるサポートをすることです。特に中学生は勉強以外の悩みから勉強に支障が出ている子も多いです。また、勉強ができていても自分に否定的な生徒さんもいます。勉強の結果だけではなく、過程なども含めて本人が気づいていないところを積極的に褒めていきたいです。